小学生の低学年まではサンタクロースを信じていた子も、高学年になると「サンタさんはいないな!」と確信を持ち始めて、なかには「ほんとはいないんでしょ!」と迫ってくる子もいると思います。
そんなときに、「絶対にいますう一!」と口を尖らせて真っ向勝負しても説得力が無さすぎるし、かといって「はい正解!その通りです」というのも夢の無い話です。
そんなときに参考になれば嬉しいです。
クリスマスのサンタはいる!いや本当に!
実はサンタクロースは実在します。
でも、絵本に出てくるような生まれながらのサンタさんではありません。
フィンランドに、サンタクロース村があります。
「公式サイト」
また、デンマークでは世界サンタクロース会議を行って、公認サンタクロースを認定しています。
「公式サイト」
クリスマスのサンタで嘘をいいたくないときは
小学生の高学年の子が「ほんとはいないんでしょ!」と迫ってきたときに、全くのフィクションで嘘を言うのも、なんだか気が引けちゃいます。
なので、嘘ではなく「ほぼ正直に」説明すると良いと思います。
「ほぼ正直に」というのは、上に書いたサンタ村の話や、公認サンタクロースの話をしてあげるのです。
「ほぼ正直」なので、説得力があって納得してもらえると思います(‘◇’)ゞ
「本当はサンタがいてほしい」と思ってる小学生の低学年の子などには、別記事が参考になると思います。
「サンタはいるのと小学生からの質問 夢を壊さない説明を子供にするには」
クリスマスのサンタの説明(ほぼ正直)
上に書いたフィンランドのサンタ村の公式サイトや、デンマークの公認サンタクロースの公式サイトを一緒に見るといいです。
公式サイトから申し込めば、サンタさんから手紙をもらうこともできます。
特に、デンマークの公認サンタクロースは、とっても大変らしく、子供に話してあげると盛り上がると思います。
<公認サンタクロースなるには>
公認サンタになるための前提条件は、
結婚してて、子供がいて、サンタとして活動したことがあって、サンタにふさわしい体型である(サンタの格好で体重120kg以上)です。
やっぱり、サンタさんは、ぽっちゃりさんが条件のようです!(^^)!
そして、この条件をクリアすると、真夏のデンマーク(コペンハーゲン)で開催される世界サンタクロース会議にいって、サンタになる試験を受けます。
もちろん自費!(゜-゜)
これ、真夏に、自分の国から試験会場まで、飛行機も電車も全部!サンタクロースの正装で行かないといけないらしいです。
真冬のコスチュームのサンタさんの格好で( ;∀;)
衣装込みで120長g以上ある大男(たぶんオデブさん)が(T_T)
ディズニーランドのミッキーたちと同じ考え方ですね( *´艸`)
で、やっとの思いでたどり着いた試験の内容は、体力試験と面接です。
体力試験は、50m走って、ハシゴで煙突(高さ280cm、内幅120cm><120cm)に上ってからもぐりこんで、下の暖炉から出て来きてプレゼントを置いて、暖炉の上にあるクッキー6枚と約600ccの牛乳を完食し、暖炉に入って煙突を登り、煙突から出て国旗を振り、ハシゴで煙突から降りて、再び50m走ってゴール!!、です。 で、選考基準は、2分以内です! これ、サンタのフル装備で、かなりの大男(たぶんオデブさん)がやるのです(>_<)
これは、もしかしたら、公認サンタはオデブさんではなく、ガッチガチのゴリマッチョさんなのかもしれません(*_*;
ちょっと子供の夢が壊れそうですね。
そして、たった2人しか合格しないそうです(驚愕!)
で、合格した2人は、英語かデンマーク語で自己紹介して、長老サンタの面接を受けます。
そして、サンタ候補生の出身地に合ったサンタの衣装や荷物であることが審査されます。
衣装等は、自分で全部作ってないといけないそうです。
で、無事クリアしたら、世界サンタクロース会議に出席した公認サンタ全員の前で、誓いの言葉(古文書)の宣誓文を、サンタ言葉「ホッホッホー」だけで、全員が納得するまで読むそうです。
「ホ」だけで全ての感清を表現するんですね!
なんだか、ワンコやニャンコみたいですね。
それに、厳しい職人気質の公認サンタが1人でもいると、なかなかオッケーしてくれずに苦労しそうですね。
そして、公認サンタ全員が公認してくれると、やっとこさ合格です。
あと、毎年の世界サンタクロース会議に、サンタのフル装備で「自費」で出席するのが義務付けられているそうです(‘_’)
恐ろしいほどの難易度なので、公認サンタは、世界中に200人くらいしかいないようです。
でも、日本人の芸人さん?の「パラダイス山元」さんという方が、公認サンタだそうです。
すごいですね。
パラダイス山元さんは、サンタクロースの活動として、福祉施設や病院、イベント等に行くけど、結局はトントンくらいで儲かるものではないと言っています。
こうしてみると、公認サンタは、すごい情熱があって、人間だけど、ある意味本物のサンタさんですよね!(^^)!
まとめ
どうでしたか?
公認サンタってすごいですね。
あと、子供に公認サンタの話をして盛り上がった後に「人間のサンタさんもいるけど、人間じゃない妖精の親分みたいな仙人みたいな親玉サンタさんもいるらしいよ( *´艸`)」とか言って、子供の夢に余韻を残してあげるのがいいと思います。