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中学・高校・大学でサッカーをした私が空手道場(空手教室)に入った理由

投稿日:2017年4月9日 更新日:

私は40代の会社員(男性)です。子供の頃は、仮面ライダーやウルトラマンなどのテレビを見て、一人でパンチやキックをしたり、たまには友達と戦ったりして遊ぶ一般的な昭和の子供でした。

そして、中学、高校、大学とサッカー部に所属しましたが、大学のサッカー部を引退してから大学院卒業までは、空手道場に通いました。

そして、黒帯(初段)をとった直後に就職して、その道場の流派の空手道場が引っ越し先になかったので、一旦空手はやめました。

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その後、格闘技が好きなので、他の流派の空手道場などに何回か入門しました。

このような私の体験に基づいて、これから空手を習ってみようかなと思っている人や、子供に空手を習わせてみようかなと思っている親御さんの参考にもなるように、空手についての一連の記事を書いていきます。

私が空手道場(空手教室)に入った理由

(後日追記:今私は、ロシア武術システマを習ってます。システマの記事はこちら。「リンク」)

上記したように、私は中学、高校、大学とサッカーをしていましたが、小学校からサッカーを始めた人のように足先が器用ではなかったので、なんとかレギュラーになれたのは高校の時だけでした。

毎日一生懸命練習をしているのになかなか上手くなれずレギュラーになれなかったのは、とても辛かったし、今思い出しても悔しい思いがあります。

大学のサッカー部を引退したときに、大学院に進学することになっていた私は、研究室の先輩が正道会館という流派の空手道場に通っていたので、子供の頃から強さへの憧れがあったこともあり、その道場に見学に行ってみました。その先輩は優しい好青年だったので、見学に行くのは全く緊張しませんでした。

空手道場(正道会館)の見学に行ってみると、その道場は40~50人位の大人が整列して突きや蹴りの練習が出来る位の広さで、一面が鏡になっていました。

後になって気づいたのですが、この鏡は自分のフォームが見えてとても便利なものでした。

自分では綺麗に蹴りなどをしているつもりでも、体が傾いていたりして綺麗にできていないことが一目で分かります。

綺麗なフォームは、無駄のない合理的な動き方をしていないとできないものなので、蹴りや突きなどにも威力やスピードがあり、上達の目安にもなります。

それと、まず驚いたのが、何かを言うときには、必ず元気よく「押忍(おす)」ということです。

例えば、「はい」は「押忍!」、「ありがとうございました」は「押忍!ありがとうございました!」、強いパンチなどをもらって「まいりました」というときは「押忍!まいりました!」。

また、相槌を打つもの「押忍!」で、面白いのが、会話で相槌を何度も打って話を聞くときには、たまに、押~忍、押忍押忍!(お~す、おすおす!)」と言って相槌の調子に変化をつけたりします。

空手道場なので勿論強そうな人は大勢いましたが、怖そうな人はいませんでした。

というより、外で初めて会ったら怖そうな顔の人も、同じ道場生の仲間なので怖いという雰囲気ではなく、逆にとても礼儀正しい感じでした。それと、初心者っぽい人も何人かいてほっとしました。

練習内容については後の記事で詳しく書こうと思いますが、練習中はケガをしないためもあってとても気合いが入った掛け声が道場に満ちていて、これぞ空手と感じるものでした。

そして、私はあっさりと入門を決めました。

空手道場を見学する際の注意点

空手に興味がある人は、とりあえず見学に行ってみるのを、強くお勧めします。見学は大体の道場でやっていますし、希望すれば体験ができる道場もあります。その時の注意点としては、自分の求めている内容かどうかです。

以下に、注意点について書いてみます。

月謝、最初に必要な道着などの費用、練習の曜日や時間帯です。
月謝等については後の記事で書きますが、費用的に難しい場合や練習時間が合わない場合は、他の空手道場や、他の格闘技(柔道、合気道)の道場を検討するもの手です。

格闘技の愛好会や同好会は意外に各地に沢山あるので、愛好会や同好会を検討するという手もあります。

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自分の求めている運動の負荷かどうか。
どの程度の運動量の練習をするのか、自分の求める運動量より多すぎないか、少なすぎないかです。例えば、ストレス解消や運動不足を解消したいと思っている人と、限界まで鍛えて強くなって自分に自信をつけたいと思っている人とは、求める運動量が違います。

後の記事で詳しく書きますが、どのようなルールなのかです。
空手には、競技人口の多いものとして、大きくは、フルコンタクト空手と伝統派空手があります。

フルコンタクト空手は、いわゆる極真空手に代表されるもので、パンチと蹴りで攻撃をして相手にダメージを与えるものであり、ガチンコで叩いて蹴り合って、審判がダメージを相手に多く与えた方を勝ちとする空手です。

私の通った正道会館はフルコンタクト空手です。伝統派空手は、いわゆる寸止め空手と言われ、パンチと蹴りで攻撃するものの、相手に当たる前にパンチや蹴りを止めて、審判が綺麗に技が入ったかどうかを判定して勝敗を決定する空手です。

また、フルコンタクト空手は顔面への蹴りは禁止されていないもののパンチが禁止されている一方で、伝統派空手は顔面への蹴りもパンチも禁止されていません。

以上のようなルールの違いから、後の記事で詳しく書きますが、フルコンタクト空手では、顔面をパンチから守る必要がないので近い間合いでガード(顔面を守るための腕) を下げてパンチと蹴りをガチンコで打ち合う試合スタイルになる一方で、伝統派空手では、顔面をパンチから守る必要があるので遠い間合いでガードを上げて間合いの駆け引きをしてから、一気に飛び込んでパンチまたは蹴りを打ち込むという試合スタイルになります。

見学しても分からないところは、見学終了時などに聞いてみてください。丁寧に教えて貰えると思います。

道場の雰囲気です。
長く続けていく上で大事なポイントになります。また、お子さんを通わせる上でも重要なポイントです。

道場の雰囲気は、道場の先生の考え方や道場生によって違い、同じ流派の道場であっても違います。

空手の道場は、礼儀を重視しますが、道場によって重視の度合いが違います。非常に礼儀を重視して上下関係も非常に厳しくする道場もあれば、比較的礼儀がゆるい道場もあります。

私としては、礼儀に厳しすぎると少し堅苦しく打ち解けづらい感じがする一方で、礼儀にゆるすぎると礼儀をわきまえない道場生が出てくる可能性があるので、ほどほどが良いと考えています。

また、先生が明るく道場生にも明るい方が多いと道場は明るい雰囲気になり、道場に通うのが楽しくなって長続きし易いです。

これは、練習前や練習後に道場生が着替えをして準備しているときを見ていると分かり易いので、見学は早めに行くのをお勧めします。

球技の才能と格闘技の才能

以上に書いたように、私の場合はサッカーの才能は無かった一方で空手の才能は少しは有ったようです。

常々感じているのですが、球技系と格闘技系とでは、体の使い方が違うので、必要とされる能力が違うように思います

私が通っていた空手道場でも、空手が非常に上手く強くても球技は全く不得意という人が大部分でした。

これは陸上系と球技系との間でも言えると思います。但し、球技系が得意な人は、格闘技をしても上手いということは多々あります。

ですので、球技は得意ではない方やお子さんも、格闘技は得意な場合があるので、興味があれば是非体験してみるといいと思います。

まとめ

・球技は得意ではない方やお子さんも格闘技は得意な場合があるので、興味があれば格闘技を体験してみるとよい。

・格闘技道場は一般に見学できるので、とりあえず見学してみるとよい。

・空手道場を見学する場合には、特に、練習の負荷(運動量)や、その空手のルール(タイプ)や、その道場の雰囲気に留意するとよい。

次の空手関連記事へ

以下は、格闘技関連記事のリンクをまとめた記事です。
ロシア武術システマの解説記事と、格闘技/武術/武道の解説記事のリンクまとめ
フルコンタクト空手(正道会館)での私の体験記事のリンクまとめ

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