お気に入りのモンベルのダウンジャケットをクリーニングに出さず自分で洗ってみました。
洗濯に失敗して羽毛がぺちゃんこになってモンベルが台無しになったらシャレにならん!(>_<)とも思ったけど、洗ってみました。 洗濯直後はぺちゃんこになって「やってもうたー(>_<)」と思ったけど、乾燥させたら元通りふわふわふんわりになってキレイなモンベルに洗濯できました。(´▽`) ホッ
実際に洗ってみて色々な注意点が分かったので、参考にしてください。あと、洗濯後に羽毛(ダウン)が固まって失敗した感じになったのを元通りに復活させる方法も書いてます。
ダウンを手洗いする前にふわふわに仕上げる注意点を調べてみた
ダウンメーカーのサイトを検索して洗い方を調べたところ、以下の手順(注意点)になってました。
①ダウン用の洗剤を使うこと(一般の洗剤だと羽毛の油分が落ちるため)
②手洗いできることを洗濯表示で確認すること
③破れたところがないことを確認すること(破れていると羽毛が出てくるから)
④ぬるま湯に適量の洗剤を入れて軽く押し洗いする
⑤十分すすぎ洗いする
(押し洗いやすすぎ洗いのときにダウンを水から持ち上げる水圧で破れることがある)
⑥水を十分押し出してから、洗濯機で短時間脱水する
⑦洗濯機の低温乾燥モードで乾燥させる
ダウンの手洗いを失敗せずできるか、とにかくやってみる!
一番上の写真が洗う前のモンベルのダウンです。
穴も開いてません。穴が開いていると、羽毛がモリモリ出てくるのですぐ分かります。
洗濯表示を見ると手洗いできる表示になってました。
でも、ネットで検索すると、手洗いが不可と表示されているものでもウールなどの洗濯できない生地があるものを除いて、大体は洗濯できるみたいです(自己責任でお願いします(‘◇’)ゞ)。
ふんわり具合をモノサシで見てみると、いい感じにふんわりしてます(‘ω’)
【洗濯前のふんわり具合】
ダウン用の洗剤なんか家にないので、オシャレ着洗い用の中性洗剤(エマール)を使うことにして(ちょっと不安)バケツにぬるま湯を3リットルほど入れました。
そして、エマールを適量(水3リットルなので10ミリリットル弱)入れました。
そして、ダウンジャケットを丸めて押し込みました(もう後戻りできないぞー(>_<))。
そして、ゆっくり押し洗いしたところ、ダウンジャケットの中に空気が沢山あって超洗いにくい! なぜなら、ダウンジャケットの生地は空気を通しにくいナイロンだから、水中では空気が超抜けにくい!
だからと言って、急いで空気を押し出すと縫い目が傷みそうなので、仕方なくゆっくり押して空気をブクブクと出しました。
なので、ダウンジャケットをギュッと丸めて空気を十分出した状態で水に押し込むとやり易いはずです。
そして、ゆっくりゆっくり押し洗いを5分程度してみました。 ここで、大事なのは、ゆっくりと押すことです。
ダウンのナイロンは水も通しにくいので、急に強く押し洗いすると、ナイロン生地の縫い目から水が出るときに強い水圧がかかって破れてしまいそうだからです。
このことはネットで検索すると書いてましたが、ダウン内の水を押し出すのにすごく力がいるので、あんまり急いで強く押し洗いするとヤバイ(つまり破ける!(>_<))と感じました。
僕のダウンは黒で汚れは目立たないけど、薄い色のダウンなどは、襟元や袖の汚れを、押し洗いする前に洗剤を少しつけてスポンジで洗っておくといいと思います。
押し洗いした後の水は、こんな感じでした。
うーん、いい感じに汚れが落ちてる(‘ω’)ノ
そして、3回、これまたゆっくりと押してゆすぎ洗いして、ダウン内の水をゆっくりと押し出した後は、こんな感じなりました。
ぺちゃんこのぺちゃんこです(超不安(;´д`)トホホ)
そして、手で水を十分押し出したぺちゃんこのダウンを洗濯機に入れて1分間脱水してみました。
ここで、大事なのは、十分水を押し出してから脱水することです。
ダウン内に沢山水があるままで洗濯機で脱水すると、水圧でダウンが破れるかもしれないからです(押し洗いのときには破れないように洗ったのに脱水で破れてたらマジ泣きしてしまうはずです( ;∀;))。
まだビチャビチャだったので、あと1分間脱水してみようかとも思ったけど、なんだか傷みそうで嫌だったので、バスタオルで挟んでから折りたたんでギューギューして水抜きしました。
もう、ほんとにぺちゃんこで、これが元のふんわりに復活するとは到底思えない感じです。( ;∀;)
そして、もう、少し諦めかけながら、洗濯機の【低温の乾燥モード】で、まず30分乾燥させてみました。
あんまり乾いていなかったので、結局、あと30分の乾燥を2回、合計で90分乾燥させました。
すると、あら不思議、あんなにぺちゃんこだったダウンが、ほぼ元通りのふんわりダウンに復活しました。\(~o~)/
でも、少し前よりへしゃげた感じもしたので、ハンガーにダウンをかけて両手でパンパンしてみました(ネットで調べた方法です)。
両手でパンパンすると、洗濯で小さく固まっていた羽毛がパンパンの空気圧でバフバフなって(伝わるでしょうか(-_-))ほぐれていくようで、5分ほどパンパンすると完全に元通りのふわふわダウンに復活しました(メデタイ\(^o^)/)。
ほらね(‘ω’)
ダウンの手洗いのポイントは乾燥 脱水 それとも洗濯?
ダウンを自分で洗濯する前にネットで色々調べたところによると「ダウンの手洗いのポイントは乾燥だ!」という記事が多かったけど、実際にやってみると「なんか、いろいろポイントがあったよね(‘ω’)」という感想です。
あと、家にあるもので意外と簡単に洗えた。
これなら、気軽に洗えそう。
それと、毎年、家族のダウンを全部まとめて洗うといいなと思った。(^^♪
ポイントは、以下にまとめます。
まとめ
(村の長老風のキャラで書いてみた)(‘ω’)
・まず、洗えないダウンは洗うべからずじゃ。当り前じゃ。
・ダウンに穴が開いてないか確かめるのじゃ。
・洗剤は、ダウン用の専用洗剤か、オシャレ着洗い用の中性洗剤がよい。
・ぬるま湯でゆっくり(あくまでゆっくりじゃ)押し洗いするのじゃ。破れるからな。
・あくまでゆっくり、十分に、ゆすぎ洗いするのじゃ。これまた破れるからな。
・洗っているときに、水からダウンを持ち上げるべからずじゃ。破れても知らぬぞ。(長老はシツコイもの)
・洗濯機で脱水するときは、十分水分を押し出してから脱水するのじゃ。これまた破れるからじゃ。
・洗濯機でなく、バスタオルに挟んで脱水するとよいぞ。
・洗濯機の【低温乾燥モード】で様子を見ながら十分乾燥させるのじゃ。
・乾燥させたあとのパンパンも忘れるでないぞ。
・もうこれで、お前は一人前じゃ。存分にダウンを手洗いする旅に出るとよいぞ( ̄д ̄)
乾燥機を使わすにダウンを乾燥させる方法をまとめときます【非体験談】(‘◇’)ゞ
・ダウンの水分を十分を抜く。
・針金ハンガーなどでなく、十分肩の幅があるハンガーにかけて、風通しのよい日陰で3~4日干す。
(換気扇の入ったお風呂のフタの上などに形を整えて平干しする方が羽毛が偏りにくいかも)
・1~2日干して乾く途中で、パンパンしてバフバフさせる(上の説明を見てね(‘ω’))
・完全に乾いたら、また、パンパンしてバフバフさせる。