
私は、小さい頃から格闘技に憧れていて、学生時代にフルコンタクト空手の町道場で初段をもらいました。
下の記事に、昇段試験や試合の経験について書いてます。
昇段審査の記事(後半部分を見てください)
試合経験の記事
その後、社会人になってからも、幾つかフルコンタクト空手の町道場に通いましたが、仕事が忙しかったのや、しんどいのや痛いのが苦手と言うのもあって、どれもあまり長続きしませんでした。
35歳くらいになると、体力が落ちてきて、ケガの治りも遅いし、気力も減ってくるので、フルコンタクト空手は諦めました。
でも、強さに対する憧れはあるし、組手をするときの緊張感や高揚感は大好きなので、年をとっても強くなれる格闘技を探していました。
そんなとき、最強の格闘技(武術)のうちの1つとも言われるロシア武術のシステマを知りました。
いろいろ動画を探して見ると、システマは、パンチや蹴りの立ち技や、投げ技、寝技、ナイフへの対応もあるし、合気道みたいに力を使わず戦っているように見えるし、何より、あの「恐ロシア」の軍隊格闘技というところが気に入りました。
そして、システマ教室を調べて体験させてもらい、すぐに入会しました。
システマを始めて1年くらいは、フルコンタクト空手の身体の使い方と全く違うこと(というか、逆の身体の使い方)に、ただただ驚くばかりで、全く訳が分かりませんでした。
でも、2年くらいたったころに、ほんの少しシステマの感覚が分かってきたのです。
今の私の理解では、システマは、今までの身体と心の使い方とは全然違う身体と心の使い方(心身の状態)を身に付けるものです。
身体面で言えば、スピードとパワーと反射神経を高めて真っ向から相手に打ち勝つのではなく、最適なバランスで身体と心をコントロールして、相手の力にぶつかることなく受け流す(又は制圧する)のです。
また、精神面で言えば、状況や相手の言動等に影響されて心を乱すのではなく、、、、、うまく書けないので今のところ精神面について私はあまりわかってないですね(>_<)
ところで、システマにもいろいろ種類(流派)があるようですが、私の習ってるシステマはミカエル・リャブコ氏が創設したシステマです。
日本で今普及してきているシステマは、ミカエル・リャブコ氏が創設したシステマが大多数だと思います。
システマは本当にいいです。
身体をバリバリに鍛えてガツガツぶつかって戦わないので、ケガをほとんどしません。
それに、身体感覚を鍛えて、力を出来るだけ使わずに動くので、年をとっても強くなれます。
相手に打ち勝つのではなく、相手に影響されず自分を常に良い状態に保つというコンセプトなので、攻撃性が刺激されず、自分軸がありながら性格が丸くなって、仕事や私生活(家庭)が円滑に流れやすくなります。
(でも、若いうちはそのガツガツした攻撃性が楽しい面もあるので、血の気の多い若い人には少し物足りなく感じるかもしれません。)
それと、呼吸等で心身をリラックスさせる習慣が身に付くので、とても健康にいいです。
ズバリ、システマは大人の格闘技です(‘◇’)ゞ
こんな具合に私はシステマにほれ込んでいるので、もっとシステマが普及してほしいと思ってます。
なので、システマ歴としてはまだまだヒョッコですが、システマを体験したことのない人にはヒョッコの説明がかえって分かり易い場合もあると思うので、このブログでどんどんシステマを説明していこうと思ってます。
システマの先輩方から見ると「あー全然違う!」と言いたい内容もあると思いますが、そこは「まだまだヒョッコだな!可愛いやつよのう。ふおっふおっふおっ。」という感じで温かく見守っていただけると嬉しいです_(._.)_
以下は、格闘技関連記事のリンクをまとめた記事です。
ロシア武術システマの解説記事と、格闘技/武術/武道の解説記事のリンクまとめ
フルコンタクト空手(正道会館)での私の体験記事のリンクまとめ