
今回は、最強の格闘技(武術)のうちの1つとも言われるロシア武術システマのナイフディフェンスのyoutube動画を参照して、システマ歴約2年の未熟な経験を総動員して説明します(‘◇’)ゞ
このyoutube動画は複数の相手からナイフで攻撃された場合を想定したトレーニング(ナイフワーク)の動画です。
システマのマスターの一人であるヴラディミア・ヴァシリエフ氏のお手本動画ですね。
ちなみに、ナイフは、刃先が丸まってるトレーニングナイフです。
ロシア武術システマのナイフディフェンス
この記事を書いた今の私は、システマ教室でシステマを習うようになって約2年のヒョッコです(>_<)
なので、後々見返したときに、上達していて「あの頃は理解が浅かったなあ」と遠くを見るような目で言える日が来るのが楽しみです。
このブログのシステマ関係の記事を書くときのスタンスや、私の格闘技歴などについては、こちらを見てください。
この動画、かなりヤバイ状況を想定してます。
自分は素手で鞄も何も持ってないのに、ナイフを持った二人に切り付けられる状況です!
ダッシュで逃げるのが一番ですが、逃げ道を塞がれてる場合には、とにかく最初のナイフ攻撃に対処して逃げる隙を作らないといけませんよね。
動画を時系列で見ていきます。
開始から9秒くらいからのところ、刺してくるナイフの向かう方向から移動して逃げながら、さばいてますね。
移動することでナイフをさばききれなかった場合でも刺さらないようにできるし、移動しながらさばくので、さばき易くなります。
あと、ナイフから逃げるときに、あまり後退せずに、身体をひるがえして横に回りこんでますね。
後退してかわすと次の攻撃を受けやすくなります。でも、身体をひるがえして横に回りこんでかわすと、相手に近づけるのでその流れで攻撃し易いし、相手は逆に攻撃されるのでびっくりして次の攻撃をしずらいです。
開始から14秒くらいからのところ、手や腕をナイフを持った相手の手や腕にあてて、危険なナイフをコントロールしてますね。
ナイフを持った相手の手に少し触れておくと、ナイフの動きが身体で分かるので、眼で見て避けるよりもかなり避けやすくなります。
それと、相手のナイフがもう一人の相手の方に向かうように流してますね。
これ、相手にしてみれば、恐怖です!
これを一回やられると、二人で同時に切りかかれないです。怖くて。。。( ;∀;)
ロシア武術システマの体の使い方
スクロールが手間なので同じ動画を貼っておきます。
あと、全般的に、動き続けてます。
いつも移動しているということではなく、移動してないときも身体の動きを止めてません。
移動することで相手は攻撃しづらくなるし、身体の動きを止めずに動き続けることで、攻撃に対して早い段階で反応できます。
開始から54秒くらいからのところ、同時に2人から攻撃されないように、相手が盾になるようにコントロールしてますね。
それと、全般的に、リラックスした状態で姿勢よく立ってますね。
リラックスして姿勢よくしてると、視界が広くなるし、相手の動きを直感的に感じて自然に体を動かして対処し易くなります。
相手の動きをいつも感覚として感じているので、相手が刺す動作を始めるのと連動して、動き始めてますよね。
あと、リラックスには呼吸を止めないことが大切です。
とは言っても、実際に二人から切りかかられてる状況でリラックスするのは難しいですよね。今の未熟な私には到底できません(>_<)
もしかして、万一私が達人になったときには、出来るのかもしれません。
開始から1分26秒くらいからのところ、受けた手でストライク(パンチ)してます。
腕がリラックスしてこわばってないから自然な流れで出来るし、相手も避けにくいです。
開始から1分37秒くらいからのところ、攻撃してくる相手の首をコツンと叩いてますね。
攻撃中にこれをやられると、確かにガクッと足にきそうですね。
ロシア武術システマの足のストライク
開始から1分55秒くらいからのところ、ナイフを腕でさばきながら相手の足を蹴ってますね。
攻撃中に足を蹴られると、不意を突かれて転がり易いです。
それと、けり足をいつ止めても立っていられるくらい安定した状態で蹴ってますね。
こういう状態で蹴ると(足でストライクすると)、体勢が崩れにくいので、隙が出来ません。
開始から2分10秒くらいからのところ、手先だけ相手の手首をねじってから腕を極めてますね。
これ、腕全体はリラックスして力を入れない状態で、手先だけに力を入れてやっていると思います。
腕の先に向かって力が流れていって手先にググッと力が集まる感覚です。
やられた相手は、2倍くらいの力を感じます。
これ、難しいです。
普通は、手先に力を入れると腕全体に力が入ってしまいます。
この動画はナイフをさばく感覚のトレーニングなので、全体的に受け流す動作が多いけど、ホントなら相手はもっと速くナイフを振り回すので、打撃(ナイフを叩き落とす打撃も含めて)を多用することになると思います。
あと、前蹴りも多用すると思います。
でも、こういうトレーニングを十分にして、もっと速い攻撃でも十分に練習して、受け流す動作が素早く自然にできるようになってから、打撃(ストライク)を多用するのがいいのだと思います。
あと、関係ないですが、黒Tシャツの人は、とても楽しそうですね。
少し気持ちが分かります(#^.^#)
まとめ
いかがでしたか?
なんとなく、システマのイメージが伝わったでしようか?
とは言っても、システマ歴約2年のヒョッコの理解の範囲の説明なので、「(* ̄- ̄)ふ~ん、、、そうなの。。。」くらいの感じで読んでいただけると幸いです(#^.^#)
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以下は、格闘技関連記事のリンクをまとめた記事です。
ロシア武術システマの解説記事と、格闘技/武術/武道の解説記事のリンクまとめ
フルコンタクト空手(正道会館)での私の体験記事のリンクまとめ
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