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空手道場(空手教室)での昇級審査・昇段審査の概要

投稿日:2017年5月9日 更新日:



今回の記事では、正道会館(フルコンタクト空手)の地方道場で初段(黒帯)をとった経験と極真会館(フルコンタクト空手)の地方道場に1年間ほど通った経験から、空手道場での昇級審査・昇段審査の概要について書きます。

フルコンタクト空手や伝統派空手の級位や段位につては以前の記事に書いたので、参考にしてください。

空手道場(空手教室)での昇級審査の概要

(後日追記:今私は、ロシア武術システマを習ってます。システマの記事はこちら。「リンク」)

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1.フルコンタクト空手の場合
正道会館や極真会館の昇級審査(昇級試験)は、年3~4回あります。他のフルコンタクト空手の道場も同じと思います。

昇級審査を受けるためには、先生や道場にもよりますが20日程度の練習出席日数が必要で、先生が審査を受けることを許可する必要があります。

なので、明らかに昇級する実力があっても、ほとんど練習に来ていないと審査を受けることができずに昇級できないのが普通です。

昇級審査では、基本的には、日頃練習している内容が、受ける級位に応じた程度できているかどうかを審査されます。

具体的には、基本稽古、移動稽古、約束組手、自由組手、型、柔軟性、補強(筋力)などについて、一人一人または複数人で同時に、実際に行って審査されます。

これら基本稽古などの内容については、以前の記事に書いたのでそれを参照してください。→ここクリック

但し、型については受ける級位に応じた種類の型を行い、また、白帯の道場生には自由組手はありません。

また、昇級審査には、道場訓などを書く筆記試験もあります。私の場合、筆記試験の内容を先輩に教えて貰いました。

昇級審査を受けるためには或る程度の練習出席日数が必要なので、基本稽古、移動稽古、約束組手については真剣に練習していれば、動きを間違えて審査に落ちることはまずないです。

但し、型については、フルコンタクト空手の道場では(私が通っていた道場もそうでしたが)審査前の数回の練習日にしか練習しない場合があるので、その時にしっかり覚えておく必要があります。

私の道場経験では、緑帯よりも下の帯(級位)を受けて審査に落ちる道場生は少なかった一方で、緑帯以上の帯(級位)を受けて審査に落ちる道場生は或る程度いました。

つまり、緑帯以上は難易度が高く、緑帯以上は或る程度強いということです。帯の色(級位や段位)については、以前の記事に書いたのでそれを参照してください。

昇級は、基本的には1級ずつ上がっていきますが、人によっては飛び級することもあります。私の経験だと、非常に速く強くなった人や、他の流派の道場に以前通っていて最初から強い人が飛び級していました。

昇級審査の基本稽古、移動稽古、約束組手、自由組手、型では、動きの正確性や技の切れが見られます。

2.伝統派空手の場合
私は伝統派空手の道場に通ったことがないので正確なことは言えませんが、伝統派空手でも日頃練習している内容が習得できているかどうかが審査されることに違いはないので、当たり前ですが、伝統派空手の道場でも継続的に稽古に通って真剣に稽古していれば、審査に受かって着実に級位が上がっていくはずです。

また、伝統派空手の審査では、型の試合がないフルコンタクト空手に比べて、型(形)が重視されます。

空手道場(空手教室)での昇段審査の概要

昇段審査も、昇級審査と同様に、先生に審査を受ける許可をもらう必要があります。

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また、正道会館や極真会館などのフルコンタクト空手の昇段審査では、昇級試験で行われる基本稽古や移動稽古などの審査に加えて、複数の相手と順番に自由組手を行う審査があります。

私が正道会館で初段をとったときには初段の昇段審査は5人の相手と順番に自由組手を行う5人組手でしたが、今は、初段の昇段審査は正道会館も極真会館と同様の10人組手になっています。

私が初段の昇段審査を受けたときの5人組手では、戦った順番は忘れましたが、緑帯が2人、茶帯2人、初段の黒帯が1人でした。無我夢中で突きと蹴りを出しましたが、5人目にはかなりへばって5人組手が終了したときにはヘロヘロになっていました。

それでも審査に合格して、黒帯を貰った時には、正に感無量でした。

もしかしたら、5人組手から10人組手になって1つの組手時間は短くなったのかもしれませんが、10人組手は間違いなく難関です。

そして、10人組手を突破して黒帯(初段)になると、自信もついて強くなるのでしょう。

なお、弐段(二段)以上の昇段審査では、もっと多くの相手と自由組手をします。

黒帯になってからが本当に強くなる!?

以前の記事に書きましたが、私は学生時代に正道会館の地方道場で初段(黒帯)を取ってから数回練習に参加して、就職して引っ越すためその道場をやめました。

そして、この黒帯を締めて参加した数回の練習で、「黒帯になってからが本当に強くなるのだ!」と痛感しました。

黒帯として自由組手をしているときに、強い緑帯の道場生や茶帯の道場生に良い突きや蹴りを貰っても、痛そうな表情をしたり攻撃が効いたのを見せたりしないようにしなければいけないのです。

ましてや、「押忍!まいりました」など、実際にまいっていても、決して言うわけにはいきません。

誰もそれを強制したり、そんなことを聞いたりしたことはないのですが、黒帯が格下の帯(茶帯以下)に負けるわけにはいかないのです。

だから、例えば私のような小柄な黒帯は、相手の攻撃を正面から受けないように、回り込みながらの攻撃やヒットアンドアウェイの攻撃を何が何でも身に着ける必要に迫られます。

また、相手の良い攻撃が入ってもあまりダメージを受けないように、筋トレしてパワーアップする必要にも迫られます。だから、黒帯になってからが本当に強くなるのです。

道場をやめる最後の練習で先生に挨拶をすると、先生は「これからお前を鍛えようと思ったのに」と言いました。私にはその意味がよく分かったので、本当に悔しかったのを覚えています。

ちなみに、就職した引っ越し先には、当時、正道会館の道場はありませんでした。

まとめ

・昇級審査や昇段審査を受けるためには、所定の稽古出席日数と先生の許可が必要です。
・昇級審査では、基本的には、日頃練習している内容(例えば、基本稽古、移動稽古、約束組手、自由組手、型、柔軟性、補強(筋力))が、受ける級位に応じた程度できているかどうかが審査されます。
・フルコンタクト空手の昇段審査では、複数の相手と順番に自由組手(例えば、初段の昇段審査では10人組手)を行います。
・黒帯は練習中の自由組手で格下の帯(茶帯以下)に負けるわけにはいかないので、黒帯(初段)になると早急に更に強くなる必要に迫られ、結果として黒帯(黒帯)になってからの練習で本当に強くなります。

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以下は、格闘技関連記事のリンクをまとめた記事です。
ロシア武術システマの解説記事と、格闘技/武術/武道の解説記事のリンクまとめ
フルコンタクト空手(正道会館)での私の体験記事のリンクまとめ

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