日本の夏は毎年のように猛暑となっているので、夏場にはエアコンをかけて寝る人が多いと思います。
その一方で、エアコンをかけて寝ると体調を崩してしまうなどの理由で、暑くて寝苦しくても我慢してエアコンなしで寝ている人も多いようです。
エアコンなしで寝ると、エアコンで体調を崩すほどではなくても、やはりぐっすり眠れずに、次第に疲れが溜まって倦怠感が出てき易くなるものです。
今回の記事では、エアコンなしでぐっすり寝るために効果的な様々な方法について書きます。
夏にエアコンなしでぐっすり寝るには?
(扇風機)
やはり定番は扇風機です。
扇風機の風を身体に当てることで、汗が蒸発して気化熱(液体が蒸発するときに奪う熱)によって効果的に身体を冷やすことができます。
ここで、常に扇風機の風に当たり続けると、寝ているときに身体が冷えすぎて危険な場合があり、また、体がだるくなってしまうので、必ず扇風機の風量を弱にして首を振らせて、常には風が当たらないようにしておくことが重要です。
タオルケットなどを体にかけて足を出しておいて、首を振らせた扇風機の風が足だけに当たるようにするのも良いでしょう。
また、扇風機の風を壁に向けて壁からの反射風が体に当たるようにするのも良いでしょう。
扇風機のタイマー機能を使うのも良いでしょう。
窓を網戸にして開けて寝ることができる場合で外気の方が涼しいのであれば、扇風機を強風にして網戸に向けることで、部屋の熱気を外に出して涼しい外気を入れることができます。
(除湿器)
除湿器やエアコンの除湿機能を使って部屋の湿度を下げると、汗が蒸発しやすくなって効果的に身体の熱が発散できます。
除湿と扇風機を併用すると、汗を蒸発させて熱を発散させる相乗効果が生まれて非常に効果的です。
(保冷剤など)
保冷材の枕や氷枕を、頭に敷いて寝るとヒンヤリとして快適です。また、足に敷いて寝ても非常に快適です。
また、保冷剤を、大きな血管の通っているワキや股の間に挟むと体が冷えて快適です。
ただし、タオルで包むなどして凍傷にならないように注意が必要です。
(冷感寝具)
ジェルマットの枕や冷感シーツを使うことで、全身がひんやりと冷たく感じて快適です。
夏にエアコンなし 夜寝るまでの過ごし方は?
上記ではエアコンなしで快適に寝る方法について書きましたが、ここでは、寝るまでの時間を涼しく過ごす方法について書きます。
(水のシャワー)
どんなに暑い時も、水のシャワーを浴びると涼しくなります。
(両足を水につけて冷やす)
バケツなどに水を入れて両足をつけて、椅子に座っていると、室温が高くても快適に過ごせます。
氷を入れると非常に冷たくなります。
私の体験談なのですが、真夏に休日出勤したときに会社のエアコンがつかなかったので、仕方なくバケツに水を入れて両足をつけてデスクワークをしたところ、室温が37度くらいあったのにそれ程汗をかかず割と快適に仕事ができました。
水に足をつけてテレビでも見ながら過ごすのも良いと思います。
(ハッカ油などを使う)
薬局などで売られているハッカ油やハッカ油スプレーをつかうと、スーっとして涼しくなります。
お風呂にハッカ油を3滴ほど入れたり、寝る前にハッカ油スプレーをシーツや枕に吹きかけると、ヒンヤリ涼しく感じます。
夏にエアコンなし その他の対策は?
遮光カーテンや断熱カーテンをしたり、すだれ、よしず等をして、日中に部屋が暑くならないようにするのも重要です。
また、部屋に帰ってきたときに、窓やドアを開けて部屋の熱気を外に出すのも重要です。
まとめ
夏にエアコンなしで過ごすための工夫は色々ありますが、自分に合った方法を併用するのが良いと思います。
また、あまり無理をして熱中症になると大変なので、適度にエアコンの使用を併用するのがお勧めです。
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