暑い夏場に打ち水をしてるのを見かけますが、打ち水って効果あるんでしようか? なんだか、むあっとして逆効果な気もしますね(-_-)
でも、昔の人の知恵の打ち水が、ほんとに効果ない!効果なし!なのでしようか(‘ω’)
そんなはずはありません。打ち水を効果的にするには、温度やら湿度やら持続性やら時間帯やら、いろいろコツがあるんです!
打ち水はホントに効果ない?
夏に打ち水をすると、水が蒸発して気体(水蒸気)になるときに、周りから熱エネルギーを奪います。
これ、自然の法則です(‘ω’)
だから、打ち水をすると、必ず地面の温度が下がって気温が下がります。
それに、熱く焼けていたコンクリートやアスファルトなどの地面の温度が下がると、照り返しの暑さ(輻射熱)も和らぎます。
でも、打ち水で気温が下がっても涼しくなるとは限りません!
それどころか、打ち水をすると逆に暑くなることだってあります!
打ち水の効果は湿度との兼ね合い?
打ち水をしたときの水蒸気で湿度が大幅に上昇すると、気温が下がっても蒸し暑くなります。
そうです!
打ち水をすると、気温が下がって涼しくなるけど、湿度が上がって暑くなるんです(>_<)
「ということは、プラスマイナス0で、暑さは変わらないの?( ゚Д゚)」と思いますよね。
でも、打ち水は、やり方によっては涼しくなるんです。
気温が下がって涼しくなるのが、湿度が上がって暑くなるのを上回るように打ち水をすると、涼しくなるんです。
打ち水の効果を出すには、ゆっくり持続的に蒸発するのが大事
打ち水をした水がいっぺんに蒸発すると、湿度が急上昇して蒸っとするし、すぐ乾いてまた地面が熱くなって「打ち水効果なし!!」「むしろ逆効果!!( ;∀;)」となってしまいます。
なので、真夏の昼間の日向に打ち水をすると、逆効果になります。
なので、昔から言われてるように、やっぱり打ち水は朝夕の時間帯が効果的です。
夏の朝方は、まだ地面が焼けてないので、打ち水をすることで気温上昇を和らげて、朝方の涼しい時間を延ばせます。
それに、夏の夕方に打ち水をすることで昼間に焼けた地面の熱気を冷まして、夜を過ごしやすくしてくれます。
昔の人の知恵はバカにできません。
で、昼間でも、日陰になっているところは、打ち水がいっぺんに蒸発せずにゆっくり持続的に蒸発するので、涼しさが持続します。
とくに、土や芝生の地面(庭)は、打ち水が沢山染み込んでゆっくり持続的に蒸発するので、いい感じに涼しさが持続します。
反対に、コンクリートやアスファルトなどは、打ち水が染み込まないで流れるのですぐに乾いて、土や芝生の地面ほど打ち水の効果がないです。
それでも、夕方にコンクリートやアスファルトに打ち水をすると、熱気が冷めるので、かなり暑さが和らぎますね。
打ち水の効果的なやり方は、こちら。
「リンク」
打ち水の原理は、こちら。
打ち水の原理は気化熱!でもどうして?なぜ涼しい?その仕組みは
まとめ
まとめると、打ち水を涼しく効果的にする方法は、
・朝方か夕方にする
・日中(昼間)にする場合は、日陰にする
上や芝生などの打ち水が染み込む場所が効果的
です。
試してみてください。
とは言っても、夏の昼間の暑さは打ち水では太刀打ちできないので、打ち水は、比較的涼しい場所や時間帯をもっと涼しくするものですね。
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