何年も雨傘を使ってると、だんだん傘の撥水コーティングが剥げてきて雨水をはじかなくなってきますよね。
でも、お気に入りの傘とか、高価な傘には、いつまでも新品のときみたいに雨粒をコロコロ弾いてもらいたいです。
今回は、傘の撥水加工を自分で簡単に修理復活できる裏ワザを紹介します。動画もあります。
雨傘が水を弾かない、、、
新品の傘は雨粒をコロコロ弾いて、とっても気持ちいいですね。
お気に入りの傘があると、雨の日も楽しくなっちゃいます(*´з`)
なので、お気に入りの傘には、いつまでもコロコロ雨粒を弾いてもらいたいです。
でも、何年も使ってると、だんだん撥水力がなくなってきて、折り目の所から弾かなくなってきちゃいます。。。(-_-)
「少し古くなったなあ、、、」
と寂しくなったりしますね(>_<)
雨傘の撥水が落ちる理由
雨傘などの布の撥水コーティングには、フッ素コーティングとシリコンコーティングがあります。
フッ素コーティングは、フッ素がミクロの産毛みたいになって水を弾く撥水加工です。
蓮の葉が水を弾くのと同じ原理ですね。
あと、アメンボの足が水を弾くのと同じですね。
虫眼鏡で見てみてください。
(たぶん見えないと思いますが、、、)
シリコンコーティングは、シリコンの膜で覆って水を弾く撥水加工です。
で、新品の雨傘は、だいたいフッ素コーティングがされてます。
傘の生地が擦れるとフッ素コーティングの産毛がペタッと寝たり、剥がれたりして撥水能力がなくなってきます。
なので、よく擦れる折り目のところが弾かなくなっちゃうんです。
傘の撥水加工を簡単に修理復活させる方法
雨傘の撥水効果は、自宅で簡単に復活再生できます。
まず、傘を開いて水に濡らします。
お風呂のシャワーを使ったり、霧吹きで濡らしても良いですね。
で、ドライヤーの温風を吹き付けて乾かします。
以上です!(; ・`д・´)
もうちょっと詳しく言うと、
ドライヤーの温風を、10cmくらい離して、1か所に付き30秒くらい当てていきます。
これで、フッ素コーティングの産毛が良い感じに起き上がって、撥水効果が復活回復します。
以上です!(‘◇’)ゞ
動画があったので、見てみてください。
でも、フッ素コーティングの産毛が剥げちゃってる場合は、温風を当てても復活しません。
復活させる産毛がないので。。。(なんだか、薄毛の話しみたいですね( *´艸`))
あと、念のため、シリコンコーティングは温風では復活しません。
ちなみに、そんな人いないと思いますが、ビニール傘にしてはダメです。
溶けちゃうし、そもそもビニール傘はフッ素コーティングされてません。
アイロンをかけてフッ素コーティングを復活させる方法もありますが、ドライヤーの方が断然簡単ですね。
で、復活させる毛根がない、、、(-_-)
ではなく、復活させる産毛がない場合は、
撥水スプレーをしてください。
ホームセンターとかにも売ってます。
「リンク」
撥水スプレーには、シリコン系と、フッ素系、両方の混合タイプがあります。
フッ素系や混合タイプの方が少しお高いです。
あと、撥水スプレーを使うと、汚れまでコーティングされて汚れが取れなくなります。
なので、撥水スプレーをする前に、傘の汚れをキレイに落としておくといいですね。
「傘の汚れや臭いの取り方 黒ずみの筋やカビを洗う簡単お手入れ方法」
まとめ
お気に入りの傘の雨粒コロコロが復活すると、とっても嬉しいですね。
簡単なので、やってみてください。
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