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日傘のお手入れ!洗う、カビ取り、染み抜き、黄ばみ汚れ漂白の方法

投稿日:2019年6月12日 更新日:

 


夏の日差しはとっても暑いので、日傘は必需品ですね。

それに、日傘はファッションの一部なので、キレイにしておきたいです。

特にお気に入りの日傘は良い感じにお手入れして長く使いたいものです。

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今回は、日傘の洗い方、カビ取り、シミ抜き、黄ばみ汚れの漂白など、日傘をキレイにする方法を紹介します。

日傘を洗う

綿や麻、化繊の日傘は基本的に自分で洗えます。

絹や毛の日傘は洗えません(-_-)

絹や毛の日傘はブラッシングして汚れを落とすしかないので、汚れないように注意です!

あと、繊細なレースや刺繍は、擦るとダメになるので洗うときに注意が必要です。

晴雨兼用の日傘は、撥水加工(防水加工)されていて、洗うと撥水加工が落ちることがありますが、洗った後に撥水スプレーで撥水を復活させればOKです。

ですが、日焼けや擦れによる色落ちや色変化などは、洗っても戻らないです(>_<)

(日傘の洗い方)

日傘を開いて、おしゃれ着洗い用の中性洗剤(エマールとか)を適量水で薄めてスポンジなどでやさしく洗ってください。

ゴシゴシ擦ると、生地が傷んだり伸びたりするので、やさしく洗うのがコツです。

油汚れに強い食器洗い用の中洗剤を水で薄めて洗ってもいいです。

あと、安いのにめっぽう汚れが落ちると評判のウタマロ石鹸で洗うのもアリですね。

洗った後は、シャワーなどで、表裏をしっかり濯いでください。

洗剤などが残ってると、黄ばみなどの原因になります。

しっかり濯いだら、日傘の骨(金具)がさびないように、骨(金具)のところを十分拭いてから、日陰に干して乾かしてください。

日傘を完全に開いて干すと、生地が伸びるので、半開きで干してください。

梅雨時期とかだと、乾くのに時間がかかって金具が錆びやすいので、できれば天気の良い日に洗うと良いです。

十分乾いたら、撥水スプレー(防水スプレー)を全体にスプレーすると、コーティングされて汚れ防止になります。

撥水スプレーは、ホームセンターとかで買えます。
「リンク」

撥水スプレーのやり方については、こちらが参考になります。
傘が水を弾かないのは撥水が落ちるから!撥水加工を修理回復【動画あり】

あと、撥水スプレーをする前に日傘の裏側から当て布をしてアイロンすると、日傘がパリッとキレイになります。

日傘のカビ取りや黄ばみ汚れの漂白

カビは洗剤などで洗っても取れないので、酸素系漂白剤(ワイドハイターEXパワーやオキシクリーンとか)で浸け置きします。

塩素系漂白剤は、激しく色落ちするし、生地が傷むのでダメです。

酸素系漂白剤は、40度~50度のお湯に(数時間)浸け置きするのがコツです。

でも、酸素系漂白剤はステンレス以外の金属を腐食させるので、日傘の骨や金具が浸からないように、カビのところだけを洗面器とかで浸け置きすると良いですね。

お湯がすぐ冷めるので、熱湯と酸素系漂白剤を注ぎ足すといいです。

で、日傘全体の黄ばみを漂白する場合は、お風呂にお湯(40度~50度)を少し入れて、日傘全部を浸け置きする方法になります。

この場合も、お湯がすぐ冷めるので、湯舟に蓋をして、熱湯と酸素系漂白剤を頻繁に注ぎ足すといいです。

日傘の骨(金具)の腐食が少し心配ですが、「黄ばんだ日傘だからダメもとで!!」という覚悟でやってみるのも良いですね。意外と大丈夫と思いますよ。

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で、浸け置きが終わったら、上に書いたように、中性洗剤などで洗ってから十分濯いで乾かしてください。

日傘の染み抜き

日傘のシミ抜きは、上に書いた洗剤などで全体を洗う前にしてください。

洗剤などで洗うとシミが取れにくくなることがあるからです。

シミ汚れには、大きくいうと、油性の汚れと水性の汚れがあります。

で、どちらの汚れかわからないときには、油性の汚れを取ってから、水性の汚れを取ります。

(用意するもの)
・お皿
・べンジン(薬局とかで買えます)
・不要になった歯ブラシ
・不要な白いタオル(白い雑巾)
・食器洗い用の中性洗剤
・霧吹き(100均とかで買えます。ベンジン用と水用の2つあると便利)

(染み抜き作業)

白いタオルの上に日傘のシミが付いた部分が当たるように当てます。シミが日傘の表側についているなら、タオルを日傘の表側のシミのところに当てます。

ベンジンを皿に入れておいて歯ブラシにつけて、シミの裏側からトントン叩いてベンジンを生地に染み込ませて、表側のタオルにシミを移し取ってください。
歯ブラシでこすると、生地が傷むし、シミが広がってしまいます。
(ベンジンは可燃性なので、火気を近づけないことと、窓を開けるなどして換気を十分することに注意してください)

タオルにシミがある程度移ったら、タオルをずらして同じようにシミを移し取る作業を、タオルにシミ(汚れ)が移らなくなるまで繰り返してください。
このとき、タオルに付いたシミ(汚れ)が日傘に付かないように注意してください。

生地にベンジンが染み込んでできた輪郭(ベンジンで濡れた輪郭)に、ベンジンを入れた霧吹きでスプレーして、この輪郭をぼかしてください。
こうすることで、ベンジンが乾いた跡が付くのを防げます。

ベンジンが完全に乾くまで待ちます。
ここまでで、油性の汚れが取れて、水性の汚れが残ります。

食器洗い用の中性洗剤を水で15倍くらいに薄め、今度はこの洗剤水を使って、ベンジンのときと同じようにして、シミ(汚れ)がタオルに移らなくなるまで繰り返し移し取ります。

生地に洗剤水が染み込んでできた輪郭(洗剤水で濡れた輪郭)に、水を入れた霧吹きでスプレーして、この輪郭をぼかしてください。
こうすることで、洗剤水が乾いた跡が付くのを防げます。

以上で染み抜きは終了です。
染み抜きの後は、上に書いたように、洗剤などで日傘全体を洗って乾かしてください。

まとめ

いかがでしたか?

天気のいい休日とかに、お気に入りの日傘を綺麗に洗うのもいいですね。

でも、手間をかけずにクリーニングに出すのもアリですね。

雨傘や日傘のお手入れの関連記事は、こちら。
日傘のお手入れ 色落ち色あせ黄ばみや筋汚れ防止と上手なしまい方や保管方法
傘の汚れや臭いの取り方 黒ずみの筋やカビを洗う簡単お手入れ方法
傘が水を弾かないのは撥水が落ちるから!撥水加工を修理回復【動画あり】

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