「よーし!今晩はお刺身にしましょう!」と張り切ってスーパーでお刺身を買うことがありますよね。でも、急用とかで、晩御飯に家族が揃わないこともあります。
そんなとき、「あーどうしよう!冷蔵庫にすぐ入れたから明日の晩御飯でもギリ行けるかも!」とか「いやいや、お刺身はちょっとヤバイから無理?( ;∀;)」とか、グルグル考えちゃいますよね。
そんなアナタに、消費期限当日でなく明日以降(1日後、2日後、3日後など)に食べても大丈夫かや、出来るだけ安全に食べる方法などなど紹介します。
ちなみに、普通お刺身には、賞味期限(美味しく食べられる期限)でなく、消費期限(安全に食べられる期限)が表示されてるので、消費期限をベースにして説明しますね。
スーパーのお刺身はいつまで食べられる?
スーパーのお刺身をお刺身として食べられるのはいつまでかと訊かれたら、それは「消費期限までです(; ・`д・´)」と答えます。
だって、消費期限はスーパーとかが「この期限までは食べて大丈夫ですよ!」と正式に言っている期限ですから。
ちなみに、賞味期限が過ぎてても、消費期限内ならお刺身で食べられます。
でも、消費期限が過ぎてからは、本当に食べられないのでしようか。。。
(なんだか少し危ない話になってきましたが、続けます。。。( *´艸`))
スーパーのお刺身(切り身)の消費期限は、大体、売られている日(当日)になってますよね。(サク(ブロック)のお刺身は、翌日とかが消費期限になってたりします)
で、お刺身には、サバ、イワシ、アジ、サンマなどの傷みやすい青魚や、青魚ほど傷みやすくないヒラメ、タイ、鮭(サーモン)、ハマチ、ブリ、マグロなどがありますよね。
でも、お刺身(切り身)の消費期限は、魚の種類に関わらず一律に、大体、売られている日(当日)になってます。
ということは、青魚ではないお刺身は、翌日でも大丈夫な可能性が高いという推理が成り立ちます(‘ω’)
ええ、あくまでも推理です!(‘◇’)ゞ
なので、この推理に賛成する「少しくらい食あたりしても大丈夫!!」という健康自慢のアナタなら、「あくまで自己責任で(‘◇’)ゞ」青魚ではないお刺身を翌日食べるのもありですね!
スーパーのお刺身は賞味期限(正確には消費期限)が基本!
とは言っても、もちろん、お刺身は消費期限までが基本です。
で、自己責任で次の日(翌日)にお刺身で食べようかな。。。と思ったアナタは以下に注意してください。
①やっぱり青魚はヤバイから、やめた方が無難!
②お刺身を買ってから冷蔵庫に入れるまでの状態が良くないとヤバイレベルアップ!
特に夏場や梅雨時期とかに、冷蔵庫に入れるまでの時間が長かったり、お刺身が温まったりした場合は、傷んでるかもしれないからです。
③子供やお年寄りは、食あたりしたら危険なのでやめときましよう!
お刺身を賞味期限切れ(正確には消費期限切れ)の1日過ぎ2日過ぎ3日過ぎ(翌日以降)に食べるための工夫
で、お刺身を消費期限の翌日以降に食べるための方法(工夫)です。
(一手間かけてから冷蔵してお刺身で食べる方法)
この方法は、消費期限の次の日(翌日)に食べるのがいいです。
①お刺身を水道水で3秒ほど洗います。
水で洗うことで、ある程度、お刺身の表面の細菌が洗い流せるし臭みも取れます。
それに、日本の水道水には、水道水の腐敗防止のためにカルキ(塩素)が必ず人っているので、効果が上がります。
で、洗うときには、手の雑菌が付くと腐敗が早まるので、手で触らないでお箸などを使ってください。
②洗ったお刺身をキッチンペーパーなどに挟んで、水分を取ります。
③水分を取ったら、新しいキッチンペーパーで挟んで、その上からラップして冷蔵庫で冷やします。
こうすると、あくまで自己責任ですが、次の日の朝(翌朝)や、お昼や、晩ごはんに食べれます。
で、テレビで料亭の大将が紹介したスーパーで買った消費期限ギリギリのお刺身の美味しさをアップさせる方法があります。
(1)トレーにパラパラ塩を振って、その上に半紙を乗せてその半紙に酒を霧吹きで吹き付けて、その上にお刺身を並べます。
(2)そして、お刺身の上に別の半紙を乗せてその半紙に酒を霧吹きで吹き付けて、その上から塩をパラパラ振って、冷蔵庫で15分以上冷やしてからいただくんです。
こうすると、お刺身の水分が良い感じに抜けて、臭みもなくなって美味しくなるそうです。
この方法、上に書いた②でお刺身の水分を取った後に、そのまま使えますね!!
お酒 (料理酒)にも塩にも殺菌作用があるし、それに旨味が凝縮されるので翌日の方が美味しくなるかもしれません。
半紙やお酒の霧吹きは面倒なので、もっと簡単にしてみましょう!
半紙の代わりに半紙みたいに薄いタイプのキッチンペーパーを使って、(霧吹きは面倒なので)キッチンペーパーに直接酒を染み込ませてから余分な酒をとって使えばいいですね。
具体的には、上に書いた②でお刺身の水分を取った後に以下の手順をします。
③お皿かトレーにパラパラ塩を振ります。
④まな板の上とかで、半紙みたいに薄いタイプのキッチンペーパーに、ビチャビチャにならないように少な目に酒 (料理酒)を染み込ませます。
酒が多すぎたらまな板を傾けて余分な酒を捨てます。
⑤もう一枚の薄いタイプのキッチンペーパーを、酒を染み込ませたキッチンペーパーに重ねて酒を2枚のキッチンペーパーに行き渡らせます。
これで、霧吹きで酒を吹きかけた感じで酒が染み込みます。
⑥重なった2枚のキッチンペーパーを上手に剥がして、塩を振ったお皿に酒付きのキッチペーパーを1枚敷きます。
⑦お刺身を酒付きのキッチンペーパーの上に並べます。
⑧もう1枚の酒付きのキッチンペーパーを、並べたお刺身の上に被せて密着させます。
⑨その上から、塩をパラパラ振ります。
⑩冷蔵庫に入れて冷やして、次の日 (翌日)食べます。
(一旦冷凍してお刺身で食べる方法)
消費期限内に一旦冷凍して、解凍してすぐお刺身で食べる方法です。
これだと、(あくまで自己責任ですが)1週間くらい大丈夫です。
で、冷凍する場合も、上に書いた (一手間かけてから冷蔵する方法)と同じように、お刺身 を水道水で洗って水分を取って、キッチンペーパーで挟んでからラップしてください。
こうすると、表面の細菌や臭みが洗えるので。
あと、上に書いたように、酒と塩で処理しても良いですね。
そして、冷凍庫の温度調節を「強」にして素早く冷凍 します。
金属のトレーにお刺身を乗せて冷凍しても、素早く冷凍できます。
で、解凍するときが大事です。
水っぽくならずに鮮度を保って解凍するには、冷蔵室に5∼ 6時間入れて解凍するのが一番です。
(漬けにして食べる方法)
お刺身とまではいかないけど、翌日以降に生で食べたいときに、消費期限内に「漬け」にして冷蔵庫に入れておいて食べる方法です。
マグロの「漬け」が定番だけど、青魚や、タイ、 ヒラメ、サーモ ン (鮭 )、 ハマチ、ブリ、カンパチ、なんでも「漬け」にすると、臭みもなくとっても美味しいですよね。
例えば、醤油、料理酒、みりんを、 2対 1対 1の分量で漬けにするとおいしいですよ。
で、「漬け」にする場合も、上に書いた (一手間かけてから冷蔵する)方法と同じように、お刺身を水道水で洗ってから「漬け」にしてください。
こうすると、表面の細菌や臭みが洗えるので。
あと、大切なのが、ワサビや生姜などの殺菌力が強い薬味を入れて漬けにすることです。
あわせて、ニンニクや、付け合わせの大葉 (シソ)を刻んで入れても良いですね。
まとめ
いかがでしたか?
少しでも参考になったら、とても嬉しいです。
消費期限の翌日になっちゃった場合はこちら。
「お刺身の賞味期限切れはいつまでOK?1日2日3日過ぎは?」