ドラム式全自動洗濯機は、縦型全自動洗濯機と全然構造が違います。
なので、ドラム式全自動洗濯機の洗濯槽を洗浄(掃除)するときには注意が必要です。
今回は、ドラム式全自動洗濯機の洗濯槽を洗浄するときの注意ポイントを簡潔に説明します。
ドラム式洗濯機を掃除するときは
ドラム式全自動洗濯機は、縦型全自動洗濯機と全然構造が違うので、洗濯槽クリーナーで洗濯槽を洗浄するときには注意が必要です。
といっても、注意することは1つだけです。
ドラム式洗濯機の掃除は洗剤がポイント
洗濯機の洗濯槽クリーナー(洗濯槽洗剤)には、「酸素系」クリーナーと「塩素系」クリーナーがあります。
酸素系クリーナーは、40度~50度のお湯で洗濯槽の汚れを剥がしとって洗浄します。
塩素系クリーナーは、常温の水で洗濯槽の汚れを溶かして洗浄します。
塩素系クリーナーの方が、酸素系クリーナーよりも洗浄力が強いです。
で、ドラム式洗濯機の洗濯槽を洗浄するポイントは、塩素系クリーナーの方を使うことです。
酸素系クリーナーを使ってドラム式洗濯機の洗濯槽を洗浄すると、いろいろ問題があります。
酸素系クリーナーで洗浄する場合、40度~50度のお湯で洗浄しないと洗浄力が発揮できないのですが、ドラム式では少量しか水を使わないので、お湯が冷めてしまいます。
それに、お湯をいれるのに手間がかかります。
酸素系クリーナーは汚れを剥がして掃除するので、洗濯機の排水口が詰まらないように途中で剥がれた汚れを網ですくわないといけません。
なので、汚れた水が洗濯槽に溜まった状態で洗濯機の蓋を開けても溢れないように、洗濯槽にためる水を調節しておく必要があります。
それに、そもそも、クリーナーを入れたお湯でドラム式の洗濯槽全体を満たせないので、クリーナーで汚れを十分に浮かせることができず、洗浄力が十分発揮できません。
ドラム式洗濯機の洗濯槽洗浄のやり方
で、塩素系クリーナーを使うと問題なくドラム式洗濯機の洗濯槽をキレイに洗浄できます。
塩素系クリーナーは、常温の水で洗浄力を発揮できるし、洗濯槽の汚れを溶かして洗浄するので汚れを網ですくう必要もありません。
それに、酸素系クリーナーよりも洗浄力が高いのも良いですね。
なので、ドラム式洗濯機の取説には、塩素系クリーナーが指定されているはずです。
ドラム式洗濯機に「洗濯槽の洗浄コース」がある場合は、塩素系クリーナーを洗濯槽に入れて、このコースで洗浄すると良いです。
もし「洗濯槽の洗浄コース」がない場合は、塩素系クリーナーを洗濯槽に入れて、通常の洗濯コースで洗濯運転と濯ぎ運転をすればいいです。「浸け置き洗いコース」があれば、その方がきれいになりますね。
あと、塩素系クリーナーで洗濯槽を洗浄した場合でも、少し剥がれた汚れが出て洗濯機の排水ネットに溜まってます。
なので、洗濯機の排水ネットも忘れず掃除しておきましよう。
ドラム式洗濯機を塩素系クリーナーで洗浄する動画です。
洗剤投人口の掃除や綿埃の掃除もやってるので参考になります。
まとめ
いかがでしたか?
結局のところ、ドラム式洗濯機の洗濯槽洗浄で気を付けるポイントは、「塩素系クリーナーを使う」ことです!