お気に入りの雨傘を大切にお手入れして長く使うのは、とてもいいですよね。
愛着の湧いた傘は、キレイにお手入れしてずっとオシャレに使いたいです!(^^)!
今回は、雨傘の黒ずみ筋やカビなどの汚れや臭いを洗って、キレイにする方法を紹介します。
傘の汚れの取り方
雨傘の汚れにも、いろいろ種類があります。
雨には空気中の汚れが入ってます。
車の排気ガスのススや、舞い上がった砂や泥、春は花粉などなど。
黄砂の季節には、砂や化学物質の汚れが日本に流れてきますね。
なので、雨には(特に降り始めの雨には)結構沢山の汚れが含まれてます。
この汚れが傘に残って黒ずみの筋とかになります。
あと、傘の汚れにカビが生えることもありますね。
黒ずみの汚れと、カビの汚れは、同じ洗い方(取り方)では取れません。
傘の汚れ黒ずみの筋などの洗い方
雨傘の汚れは、折り目のところの黒ずみの筋が多いですね。
雨傘には防水加工がされてて、この防水加工で汚れも弾いてます。
でも、この折り目のところは防水加工が剥がれやすいので、汚れも付きやすくなるんです。
で、この汚れの洗い方ですが、おしゃれ着洗いの中性洗剤(エマールとか)を適量に薄めて、洗ってください。
傘を広げた状態で、やわらかいスポンジなどで優しくこすって洗います。
かたい歯プラシなどでゴシゴシこすると、防水加工が剥がれるので、注意です。
家の中で洗うなら、お風呂とかで洗うと良いですね。
油汚れは、食器洗い洗剤が良く落ちます。
油汚れ、泥汚れ、その他いろいろな汚れに強くて有名なのが「ウタマロ石鹸」です。
ホームセンターとかでも売ってます。
安いのに凄く落ちます。
液体タイプもあります。
で、スポンジでこすっても落ちない場合は、歯ブラシで汚れをピンポイントでゴシゴシしてください。
生地を傷めないように、擦る強さを調節しながら、慎重にこすってください。
ゴシゴシこすると防水加工が取れますが、傘を乾かしてから防水スプレーをすれば、防水(撥水)は復活します。
洗った後は、十分濯いでください。
シャワーなどでしつこいくらい流してください。
洗剤などが残ってると、シミになることがあるので。
で、その後は、傘を広げて日陰に干してください。
日向はダメです。傘が痛みます。
で、十分乾いたら、防水スプレー(撥水スプレー)で雨傘の防水加工(撥水加工) を復活させましよう。
傘の折り目のところや、洗って擦ったところを念入りにスプレーします。
詳しくはこちら。
「傘が水を弾かないのは撥水が落ちるから!撥水加工を修理回復【動画あり】」
傘の汚れカビの取り方
雨傘のカビ汚れは、洗剤やせっけんでは落ちません。
なので、洗剤などで十分洗って油汚れや濯汚れなどを落とした後にカビを落とすと良いですね。
衣料用の酸素系漂白剤が良いです。
「ワイドハイターEXパワー」や「オキシクリーン」とかですね。
液体タイプよりも粉末タイプの方が強力です。
塩素系漂白剤はダメですよ。激しく色落ちします。
衣料用の酸素系漂白剤を40度~50度のお湯に適量入れて、洗面器などでカビのところを数時間つけておくだけです。
酸素系漂白剤は、お湯でパワーを発揮します。
なので、お湯が冷めてきたら、熱湯を足して(酸素系漂白剤も少し足して)温度を高く保つと良いですね。
酸素系漂白剤は、ステンレス以外の金属を腐食させるので、出来るだけ傘の骨や金具に付かないようにしてください。
(少しくらいついても、後で水で濯げば大丈夫です)
お風呂の浴槽に日傘全体を浸けて、オキシクリーンで洗う動画があったので参考になります。
浸け置きした後は、上に書いたのと同じようにして洗剤やせっけんで洗ってから、十分濯いでください。
そして、十分乾いたら、防水スプレー(撥水スプレー)で雨傘の防水加工(撥水加工)を復活させましよう。
詳しくはこちら。
「傘が水を弾かないのは撥水が落ちるから!撥水加工を修理回復【動画あり】」
まとめ
いかがでしたか?
今度の休日にでも、お気に入りの傘をキレイに洗濯してみるのも良いですね。
でも、どうしても汚れが落ちない場合は、最後手段でクリーニング店に出しましよう。
傘をクリーニングしてくれるクリーニング店もあります。
あと、ちょっとした汚れなら、消しゴムで落ちることもありますよ。
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