マンションやコーポ、アパート、戸建ての家には、部屋の壁のところに、換気のための穴(換気ロ、通気ロ、吸気ロ、換気孔、通気孔、吸気孔などと呼ばれる穴)があります。
で、この換気ロ、強風のとき(台風のときとか)には、ゴーゴー、ボコボコと風の音がして、超うるさいタイプの換気口がありますよね!
我が家のマンションの換気ロの風音はとてもうるさくて、寝るときは特に気になるので、寝室の換気口には風の音対策をしています。この対策、だれでも超簡単にすぐできて効果抜群です!ぜひやってみてください!
マンションなどの壁の換気口が強風時にうるさい原因
マンションなど建物の換気ロ(通気ロ、吸気ロ)は、外から見ると、雨よけのカバーが付いてます。
上の写真のタイプの換気ロ(通気ロ、吸気ロ)が多いですよね。
で、この換気ロの外側の雨避けカバーが強風時(台風時)の風の音の原因です!
この雨避けカバーが犯人なんです!(; ・`д・´)
ええ、現行犯逮捕です!(‘◇’)ゞ
風が吹くと、雨避けカバーの内側の空洞で風がいい感じで渦巻いて、フォークギターやウクレレの空洞のところみたいに、良い感じにゴーゴーボコボコ風音を出してるんです!(>_<)
マンションなどの通気ロの風の音対策
ということで、現行犯で換気ロ(通気ロ、吸気ロ)の風の音対策です!
対策は、簡単です!
上の写真のように、建物の外側から換気ロ(通気ロ、吸気ロ)の雨避けカバーの空洞に、雑巾(古いタオルなど)をギューギュー詰めるだけです。
これで、雨避けカバーの内側の空洞が塞がれて、風が渦巻かなくなります。
換気ロ(通気ロ、吸気ロ)の風音が完全になくなります。完璧です!!(; ・`д・´)
上の写真では、カバーに詰めた雑巾が大きすぎてはみ出てます。
我が家の場合は、換気口が雨で濡れない場所にあるので問題ないですが、濡れる場所にある場合は、雑巾が濡れて、重くなって落ちたり、臭くなったりするかもしれません。
換気ロの雑巾が臭くなると、いつも部屋に臭いが入ってきてヤバイですね!
なので、雑巾の大きさや詰め具合を調節して、はみ出さないようにするのが良いですね。
あ! あと、もともと臭い雑巾はやめときましよう!(>_<)
で、「室内の空気を換気するためにある換気ロ(通気ロ、吸気ロ)に雑巾をギューギュー詰め込んでいいのかな?」と思ったアナタ!
結論から言うと、大丈夫です。問題ないです<(`^´)>
最近のマンションや戸建ての家は、気密性が高く、昔の建物のように隙間風とかの自然な換気がないです。
なので、建物内の建材に含まれるホルムアルデヒドなどの揮発性有害化学物質が室内に充満して、「シックハウス症候群」に大勢の人がなって社会問題になりました。
で、これは大問題だ!ということで、最近のマンションなどには、浴室の換気扇などを24時間動きっぱなしにする24時間換気が法律で義務付けられています。
そして、気密性が高い建物なので、換気扇で吸い出す分の空気を室内に取り込むための換気ロ(吸気ロ、通気ロ)が設けられているんです。
つまり、換気ロ(吸気ロ、通気ロ)は、昔の家の「隙間」の代わりですね。
で、説明が長くなりましたが、換気ロのカバーに雑巾を詰め込んでも、雑巾は十分空気を通すので、24時間換気の換気扇の力で室内に外の空気が十分入ってきます。
なので、問題なしです(*‘ω‘ *)
雑巾を詰め込むだけで、換気ロの換気機能は残したまま風の音をシャットアウトできるんです!
素晴らしい!!自画自賛!!<(`^´)>
で、「自画自賛じゃねーよ!!(; ・`д・´)うちの換気ロは手の届かないところにあるから雑巾を詰め込めないっちゅーの!!」と暴言を吐いたアナタ!!
ええ、ちゃんと聞こえました(‘ω’)ノ
そんなアナタには、下に書いた他のやり方もあります。
あと、外と中の音が換気口からダダ漏れで困ってる場合は、こちら。
→「マンション等の換気ロの外の騒音!24時間換気の吸気ロの音漏れ!部屋の通気口がうるさい!」
但し、換気口のカバーにタオルなどを詰めると部屋の換気量は少なくなるので、冬場に石油ファンヒーターや石油ストーブなど換気を十分しないと一酸化炭素中毒の危険がある暖房器具は使用しない方が安全です。
マンションなどの吸気ロの台風時などの緊急の風の音対策
換気ロ(吸気ロ、通気ロ)に手が届かない場合もそうですが、台風などの暴風雨で(雨でずぶ濡れになるから)換気口に外から雑巾を詰め込めない場合もありますよね。
そんなときには、部屋の中から換気ロ(吸気ロ、通気ロ)にガムテープとかを貼って、隙間を全部塞いじゃうと、かなり風音が小さくなります。
普通のガムテープだと剥がした跡が残りやすいので、布テープが良いです。
で、換気ロ(吸気ロ、通気ロ)にガムテープを貼って隙間を全部塞ぐと、その換気口からは外の空気が入ってこなくなるので、その部屋の24時間換気が滞ります。
なので、新築の建物や、改装(リフォーム)した建物では、念のために(シックハウス症候群対策のために)、ほんの少し窓を開けて換気ロ以外から外気が入るようにした方が良いですね。
あと、エアコンを使っているときには、エアコンの「換気機能」をオンにしても良いですね。
ちなみに、シックハウス症候群の原因になるホルムアルデヒドなどの揮発性有害化学物質は、新築してからや改装(リフォーム)してから5年くらいでかなり少なくなるそうです。
でも、新しい家具やカーペットやカーテンからも出ることがあるそうなので、そこは注意ですね。
あと、換気口をガムテープで塞ぐと部屋の換気が出来なくなるので、冬場に石油ファンヒーターや石油ストーブなど換気を十分しないと一酸化炭素中毒の危険がある暖房器具は使用してはダメです。
まとめ
いかがでしたか?
少しでも参考になれば嬉しいです。
強風や台風のときの各対策の記事はこちら。
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