
今回は前々回のシステマ記事の続きです。
今回も同じyoutube動画を参照しながら、最強の格闘技(最恐武術)のうちの1つとも言われるロシア武術システマについて、私のシステマ経験を総動員して説明します(‘◇’)ゞ
このyoutube動画、軍人さんらしき人が、かなりガチンコでスパーリングしてます。相手の攻撃を受けると同時に攻撃してから最終的にとどめをさすまでが数秒です(; ・`д・´)
システマのキック(蹴り)
この記事を書いた今の私は、システマ道場(教室)でシステマを習って約2年のひよっこです(‘ω’)
なので、後々見返したときに「あの頃は理解が浅かったなあ」と遠くを見るような目で言える日が来るのが楽しみです。
このブログのシステマ関係の記事を書くときのスタンスや、私の格闘技歴などについては、こちらに書いてます。
前の関連記事(前々回記事)と同じ動画を貼ってます。
前の関連記事(前々回記事)と、その前の関連記事では、この動画の前半を参照してシステマの崩し(テイクダウン)や打撃などについて主に説明しました。
前の関連記事「システマのテイクダウン!合気道との共通点と違い(おそロシア!)」
その前の関連記事「軍隊システマのスパーリング?達人の防御と攻撃一体の戦闘練習!」
で、今回は、システマの蹴り(キック)や、相手の蹴り(キック)を足で捌くやり方などについて、時系列で説明します。
まず、動画の43秒くらいからのところ、相手の下段か中段の前蹴り(キック)を足で捌いてます。
相手が足を上げるのと同時に足を上げて、蹴りに来る足を足で迎えに行ってます。
そして、迎えに行った足で蹴り(キック)の方向を変えつつ威力をころしてます。
で、相手はバランスを崩してます。
蹴りに行くときに、蹴り足や軸足に力を加えられると、簡単にバランスが崩れます。
でもこれ、相手の蹴りのタイミングを見切ってないとできないですよね。
私もシステマ教室でたまに練習(トレーニング)するんですが、ゆっくりの練習でもあまり上手くできません。
で、この軍人さん、とても体のバランスが良いです。
蹴りを足で受けてるときに、片足だけで立ってます。
なので、受けた足でそのまま蹴りを入れてます。
で、いつでもパンチや手での崩しが出来る体勢です。
蹴りの捌き(キックの捌き方や受け方)
動画の46秒くらいからのところ、足払いを足で受けて捌いてます。
これも同じように、蹴りに来る足を足で迎えに行ってます。
で、迎えに行った足で相手の足を一瞬抑えてバランスを崩してます。
そして、その足でそのまま相手の足(太腿のあたり)を押してテイクダウンしてます。
これも、片足だけで立てるバランスのいい体勢だからできることです。
で、相手が転ぶと同時にパンチ(ストライク)を落してます。
とにかく、ファーストコンタクトからとどめをさすまでが超速いです(>_<)
そう言えば、ジークンドー創始者のブルース・リー氏の思想として「実戦は6秒以内に終わらせなければならない」というような内容を聞いたことが有りますが、この動画、正にそんな感じですね(; ・`д・´)
動画の49秒くらいからのところ、中段回し蹴りを打とうとする相手の膝を足の裏で受けて捌いてます。
で、相手がバランスを崩したところで、パンチ(ストライク)を連打してます。
これも、身体バランスが良いので、瞬時に連打を出してますね。
動画の52秒くらいからのところ、後ろ蹴りしようとする相手の太腿をヒザで受けて捌いてます。
これも、前のめりにならずにバランスよく立って受けてます。
動画の58秒くらいからのところ、相手の中段回し蹴りを屈んで捌いてますね。
これ、格闘技としてはかなり珍しい捌き方ですよね(合気道ではやるのかも)
空手やキックボクシング、ムエタイとかだと、腕やスネでガード(カット)するのが普通ですもんね。
まあ、でも、空手やキックボクシング、ムエタイとかの鋭い蹴りをこれで避けれるとは思えませんが。
動画の1分1秒くらいからのところ、相手の掛け蹴り(裏回し蹴り?)を距離を詰めて捌いてます。
テイクダウンした後に、原則、頭を踏みつけに行くところが軍隊格闘技って感じですね。
パンチの連打(肘の打ち方)
動画の1分7秒~1分40秒くらいまでのところ、とにかくパンチと肘の連打がすごいですね。
「暴れん坊の腕」です(; ・`д・´)
でも、こんなに腕を振り回す必要あるのかな?とも思います。
システマの場合、コンパクトな打撃でも十分威力が出るし、その方が的確にヒットできそうです。
で、相手の初弾(ファーストコンタクト)の見切りがすごいですね(; ・`д・´)
この見切りが出来るようになるには、やっぱり、速いスパーリング、或る程度本気のスパーリングが必要なのかなと思います。
ケガしそうで怖いけど。
動画の1分41秒くらいからのところ、パンチを躱しながらの後ろ蹴り、からの超速い顔パンチです。
パンチを躱しながらの後ろ蹴りは、攻防一体で効果的ですね。
なんか路上の喧嘩とかで使えそうです。
そして、その後の顔パンチ、恐ろしいスピードです。
リラックスして脱力した身体だからこそ出せるストライク(パンチ)ですね。
ボクシングのジャブもこんな感じでしようか?
動画の1分44秒くらいからのところ、パンチを払いながら膝キックをしてます。
これもバランス良く立ってリラックスしてるから出来る動きですね。
以上、この動画をシステマ記事3回に亘って説明しました。
で、ポイント(コツ)としては、やっぱり、リラックスしてバランスよく立って動くことだと思います。
それと、キック(蹴り)をするにしても、相手のキックを足で捌くにしても、軸足で立っていられるほど良いバランスでやるのがコツですね。
あと、初弾(ファーストコンタクト)を見切る訓練や、キックを足で捌く訓練は、速いスパーリング(本当はガチのスパーリング)をしないと出来るようにならない気がします。
それと、テイクダウンと同時に鉄槌や踏みつけでとどめをさす練習もいいですね。
逆に、テイクダウンされたときは頭を守らないとヤバイですね。
まとめ
いかがでしたか?
なんとなく、システマのイメージが伝わったでしようか?
とは言っても、システマ歴約2年のヒヨッコの理解の範囲の説明なので、「(* ̄- ̄)ふ~ん、、、そうなの。。。」くらいの感じで読んでいただけると幸いです(#^.^#)
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以下は、格闘技関連記事のリンクをまとめた記事です。
ロシア武術システマの解説記事と、格闘技/武術/武道の解説記事のリンクまとめ
フルコンタクト空手(正道会館)での私の体験記事のリンクまとめ
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