自転車と言えば、荷台のところを後ろから大人に持ってもらって何回も転んでひざを擦りむきながら乗れるようになった人も多いと思います。
でも今は少し状況が違うようです。以前のように、ど根性で自転車に乗れるようになる必要はないみたいです。
今回の記事では、小さなお子さんが遊びながら自転車に乗れるようになる「更に進化した方法」について書きます。
子供の自転車の練習 今は遊びながらできる!
昭和世代の私は、まず補助輪をつけた自転車に乗って自転車に慣れてから、小学生の低学年のときに補助輪を外して大人に荷台をもって貰って1週間くらい練習して、やっと自転車に乗れるようになりました。
もうほんとに、何十回と転んでヒザを擦りむいたのを覚えています。
生垣にも突っ込みました。( ;∀;)
自転車というのは、頭で考えてバランスをとるものではなくて、身体の反射神経が自動的にバランスをとって乗るものです。
ですので、今思えば、補助輪をつけた自転車に乗ると、バランスをとらずに乗る感覚がついてしまうので、反って自転車の練習には逆効果だった気がします。
ですが今は、とても小さな子供が遊びながら自転車に乗る練習ができるとてもいい方法があります。
子供の自転車の練習はペダルのないあれが一番!
最近、公園などに行くと、小さな子供がペダルのついていない自転車みたいな乗り物にまたがって、スイスイと走っていくのを見かけます。
これはキックバイクやバランスバイクと言われていて、ストライダーという商品名をよく見かけます。
このキックバイクが小さな子供の自転車練習にはもってこいです。
我が家の子供も、幼稚園生のころに、このキックバイクを買って、ただただ自由に遊ばせていると、いつの間にか(2、3日くらい?)で足をつかずにスイスイはしっていました。
それまで、三輪車で遊ばせていたのですが、キックバイク自体が楽しいおもちゃなので、三輪車を買わずに最初からキックバイクで遊ばせてもよかったなとも思いました。
子供の自転車の練習 最短で上達するコツは? 進化バージョンあり!!
なので、小さな子供に自転車の練習をさせるには、キックバイク(バランスバイク)が非常にいいです。
ストライダーなどのキックバイク(バランスバイク)は、対象年齢が2歳~5歳くらいで、ネットショップでも売っていて4000円くらいからの値段です。
ですが、キックバイクで両足を地面から放してもバランスをとって走れるようになってから、実際の自転車にしっかり乗れるようになるには、2つのハードルがあります。
バランスをとりながら自転車のペダルをこいで走り出すことと、前後のブレーキを使って安全に止まることです。
特に前後のブレーキを使って安全に止まるのは、小さい子供にとってとても難しいようです。
我が家の子供は、キックバイクでバランス感覚ができてから幼児用の自転車に乗ったのですが、ブレーキがうまくかけられずにキックバイクのときのように足で踏ん張って止まろうとするので、足がペダルに当たってとても痛そうにしていました。
小さな子供は手が小さくて握力が弱いので、幼児用の自転車でも、ブレーキ(ブレーキバー)をしっかり握って止まることが難しいのです。
また、ブレーキをかけると慣性で体が前に引っ張られますが、ブレーキをかけたときに体のバランスをとる感覚が最初は難しかったようです。
ところが、この前ホームセンターに行ったときに、キックバイクの進化バージョンを見つけました!
「へんしんバイク」という商品名で、対象年齢は3歳から6歳(2歳からのもあり)、値段は15000円くらいでした。通販もしているようです。
このキックバイクは、前後のブレーキが付いていて、最初は普通のキックバイクとして使ってから、付属のペダルとチェーンのキットを後付けして普通の自転車として使えるのです。
このキックバイクを使えば、普通のキックバイクのようにバランス感覚をつけながら、前後のブレーキの感覚も付けることができます。
また、そのままペダルとチェーンのキットを後付けして普通の自転車として使えるので、ペダルをこいで走り出す感覚をつかみやすく、また、我が家の子供のように幼児用の自転車を買って大きなブレーキバーに手間取ることもありません。
それに、しばらくの間は幼児用自転車を買わなくて済むので、経済的かもしれません( *´艸`)
あと、普通のキックバイクには後ろブレーキがついているものもありますが、やはり前後のブレーキがついているこのキックバイクの方がおすすめです。
雨の日や、道路に砂や落ち葉があったりする滑りやすい状態で、前ブレーキをかけると前タイヤがロックして転んだ経験のある人が多いと思います。
つまり、滑りやすい路面で前ブレーキを強くかけると危険なのです。
なので、後ろブレーキは力一杯かけてもいい一方で、前ブレーキは緩めにかける感覚が必要になります。
このキックバイクは前後のブレーキがついているので、公園などの滑りやすい土の上で遊びながら練習して、前ブレーキは緩めにかける感覚を身に着けることができます。
もっと前からあれば、わたしは絶対このキックバイクを買っていました。
まとめ
いかがだったでしょうか? ど根性の昭和世代と違って、今は自転車の練習もスマートに遊びながらできるようになっています。ぜひ参考にしてみてください。