
今回は前回の続きで、約2年半で正道会館(フルコンタクト空手)の道場で黒帯(初段)取った経験から、フルコンタクト空手で強くなるコツやテクニックについて書きます。
どうしたら早く強くなれるかを意識して稽古すると早く上達します。
そして、速く上達するとフルコンタクト空手がもっと楽しくなります。
空手の組手が上手くなるコツ
まず、前回の記事はこちら。
空手の組手で強くなる方法 フルコンタクト空手の練習 自宅トレ【体験談】
あと、私の初段の昇段審査のときの記事と、試合のときの記事は、こちら。
空手道場(空手教室)での昇級審査・昇段審査の概要(この記事の後半に書いてます)
で、フルコン空手で組手が上手くなるコツです。
①とにかく自由組手に慣れる
コツではないかもしれませんが、とにかく自由組手を沢山して慣れるのが一番です。
なので、出来るだけ多く道場の稽古に参加して、沢山自由組手をすることです。
で、格上の人(帯)と自由組手をするときは、全力で強く突きや蹴りを出すのが良いです。
これやると、格上の人(帯)から強く反撃されたりします(>_<)
で、怖かったり痛かったりしても、それを続けてると、どんどん強くなっていきます(; ・`д・´)
間違いないです(; ・`д・´)
②力まない突きや蹴りを覚える
これ、前回の記事にも書きましたが、重要です。
黒帯などの強い人はこれができます。
力んだ突きや蹴りは、相手を押し込むことはできても威力が無いです。
スピードも遅いし、予備動作も大きいので、避けやすいです。
それに、いらない力が入ってるので、体力を消耗します。
力まない突きや蹴りは、サンドバックを叩いて研究したり、自由組手の時に研究したりするしかないです。
あと、これが出来る人に、その感覚を教えてもらうのが良いです。
③得意技をつくる
強い人は、これなら一本とれる(KOできる)という得意技(必殺技)を持ってます。
いつも中段前蹴りでダウンさせる黒帯、下突きでダウンさせる黒帯、インロー(内側の下段回し蹴り)でダウンさせる黒帯、インロー(内側の下段回し蹴り)でダウンさせる黒帯強い人は得意技を持ってます。
自分が得意な技に磨きをかけるのが強くなるコツです。
どうすれば威力が出るのか、どうすれば避けにくくなるのか、組手中に色々試したり、サンドバックを使ったりして研究するんです。
で、一本取れる得意技が2つ以上あると、かなり強いです。
例えば、下段回し蹴りと上段回し蹴りを得意技にできたら、下段回し蹴りばかりで攻撃して相手の意識を下段に向けてから、いきなり上段回し蹴りを蹴ると綺麗に入ってダウンを取り易くなります。
空手の組手でもっと強くなるには
①得意のコンビネーション技をつくる
強い人は、得意のコンビネーション技が有ります。
例えば、左足で相手の内腿をインロー(下段回し蹴り)して、相手の右側に回り込んでで右で下突き、直後に右ハイキック(上段回し蹴り)のコンビネーションです。
例えば、左足で軽く中段前蹴りをして距離を詰めて、相手の胸に左右の突きをして、直後に左ハイキック(上段回し蹴り)のコンビネーションです。
コンビネーションの最初の技は、インローとか前蹴りなどの間合いを詰めれる技が良いです。
で、コンビネーションの最後の技は、ダウンを取れる得意技が良いです。
②自分に合った組手スタイルを見つける
これ、大事です(; ・`д・´)
自分に合ってない組手スタイルを目指すと、強くなれません。
小柄な人は、ごつい相手とガチンコで力比べをしても勝てません。
なので、小柄な人は、素早いステップで相手の間合いを出入りしたり回り込んだりする、ヒット&アウェイの組手スタイルが良いです。
背が高くて細めの人は、例えば、柔軟をしっかりして、中段前蹴りや上段前蹴りで相手を突き放したり、時にはダウンを狙って、上体が変化しない(相手に察知されない)上段回し蹴りでダウンを取る組手スタイルが良いです。
あと、中段膝蹴りと上段膝蹴りも良いです。
ごつくてどっしりした柔道体型の人は、ローキックと中段突きで相手を押し込んで、膝蹴りや下突きでダウンを狙う組手スタイルが良いです。
あと、中段前蹴りや足払いも良いですね。
フルコンタクト空手のちょっとしたテクニック
私が通ってた道場の黒帯の先輩や、試合相手の黒帯の技などで、いいなと思うものです。
①インロー(内側の下段回し蹴り)
これは私の得意技です。
お互い突き合っているときに、コンパクトなインローをすると、綺麗に入って相手のバランスを崩せます。
で、相手がバランスを崩すと、すかさず中段膝蹴りを入れます。
あと、インローは、間合いを詰めながら最初に出す技として、とてもいいです。入り易いです。
②鎖骨打ち
相手の鎖骨を拳の骨のところでゴツンとコンパクトに打つやつです。
接近した打ち合いで使います。
痛いです(>_<)
③二の腕の骨打ち
相手の二の腕の骨を拳の骨のところでゴツンと打つやつです。
こればっかりやってくる相手と試合したことが有ります。
二の腕に直径10センチほどの内出血ができてました。
私は腕を曲げてガードしてたので、骨を打たれなかったんですが、腕の肉が少ないと骨を打たれてかなり痛いと思います。
④モモカン
接近した間合いで相手の太腿をコンパクトにヒサ蹴りするやつです。
道場の黒帯の先輩の得意技でした。
えげつないです( ;∀;)
3日くらい稽古できなくなります(T_T)
あまりに威力が有るので、この先輩も普段は使いませんでした。
⑤近い間合いで突き合ってるときに、そのままの上体で上段回し蹴り
これも、えげつないです。
かなり柔らかくないとできません。
突き合いに集中してるところで、何の前ぶれもなくいきなりハイキック(上段回し蹴り) が来ます。
避けれません( ;∀;)
あと、テストステロン(男性ホルモン)の分泌量を増やすと、筋肉が付きやすくなって骨も丈夫になって体が強くなり、気迫もアップして、もっと空手が強くなります。
>>テストステロン効果で男性は人生変わる!男性ホルモンを増やす方法
>>テストステロンを増やすメリットと効果の実感 多い男の心身の特徴
まとめ
2回の記事に亘って、極真や正道会館等のフルコンタクト空手で早く強くなる方法について書きました。
1回目の記事はこちら。
空手の組手で強くなる方法 フルコンタクト空手の練習 自宅トレ【体験談】
少しでも参考になったら嬉しいです。
でも、結局、道場の先生に「どうやったら早く強くなれますか」と訊くのがいいのですが。
以下は、格闘技関連記事のリンクをまとめた記事です。
ロシア武術システマの解説記事と、格闘技/武術/武道の解説記事のリンクまとめ
フルコンタクト空手(正道会館)での私の体験記事のリンクまとめ